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2010.11.10 *Wed*

娘の出産記録(後編)

日付が変わり、11月10日になりました。

陣痛は相変わらず5分間隔で、数時間おきにドクターの子宮口のチェックが入るも、まだ3cmしか開いていない状態。

赤ちゃんの位置もまだまだ高く、出産スタンバイに入っていない状態との事。


「嗚呼、やっぱり今回も帝王切開になりそうだな・・・」


と思いつつ陣痛の波に襲われて「ふ~~~~~ん!!!」と踏ん張っていたら、突然、ナースから出産担当医が急遽変更になる事を知らされました。


今夜はアタシの産婦人科医が当直で、アタシの出産も受け持ってくれる予定だったのになんで~???


理由は「一晩の内に、緊急帝王切開が4件続いた為」だそう。


ドクターが疲労の極限で、体力&集中力がアタシの出産までもちそうにない、という事で急遽、代わりの先生がアタシの出産を担当する事になりました。


まあね、前回の息子出産時も担当産婦人科医に執刀して貰えなかったアタシですから?こんな状況にはもう慣れっこですよ、はい。


それに、やっぱり手元がしっかり出来るドクターに出産を担当して貰いたいしね。


で、


担当医の代わりとしてやって来たのは男性で、初老の英国人ドクター。

波のように押し寄せる陣痛にゼーハーしつつ「よ・・・・よろじぐおねがいぢまず・・・・」と御挨拶。


ここでまた何度目かの子宮口チェックを受けたんだけど、やっぱり子宮口は3cmのままで、赤ちゃんの位置も高いまま。


ドクターから「あと3~4時間待ってみて、それでもこの状態だったら帝王切開した方がいい」と言われた・・・・らしいんだけど、アタシこの時、ドクターが何を言っているのかサッパリ理解出来ず!!


というのも、彼のキングス・イングリッシュが聞き取りにくかったのと、その時は陣痛最高潮で喚きながらジタバタしていた状態でイライラしていた事もあり、思考能力ゼロだったのね。

そんな中、色々とキングス・イングリッシュでベラベラ~と説明を受けたものだから、思わず



「だ~~! アタシ、貴方が何を言ってるのかサッパリ分かんない! 
ちょっとアンタ
(旦那)、さっさと訳しなさいよ!!! 
あ~~~もう、 痛~~~~~い!!!!」




と暴言を吐き散らしてしまった・・・。(ドクター、ゴメンなさい!! ゴメンなさい!!)


陣痛って、理性すら奪うわね・・・。


ドクター、あの時は本当に、本当に、本当にすみませんでした・・・・・。


結局、ドクターから「帝王切開も視野に入れるように」と言われてしまったわけだけど、



「ここまで頑張ったんだもん、何とかして自然分娩したい!」



と思った私は、口では「OK」と言いつつも、頭の中では「子宮口、開け~~~開け~~~」と呪文のように唱えていたのでした。


そして午前3時過ぎ。


アタシが横たわっているベッドの横に簡易ベッドを置き、アタシの手を握ったまま、旦那が仮眠を取っていました。

アタシはというと、陣痛の波が数分間隔になっており、痛みも激しさを増してきた。

踏ん張り声も泣きが入ってきて、



「うえ~~~ん(泣) もうやだ~~~(泣) エピ(無痛)打って~~~」



といった感じに。



その様子を見ていた付き添いナースが


「今はまだエピは使えないのよ(←何故?)。 その代わりといってはなんだけど、モルヒネと睡眠薬を混合した痛み止めがあるんだけど、それを打ってみる?」


と言うではないの!


「モルヒネ」ってガン治療とかで使う、あのモルヒネよね!?


「モモモモモモ・・・モルヒネ・・・!? モ、モル、モル・・・・!?
(←痛みのあまり呂律が回らなかった)


と陣痛&驚きでアワワ状態になっているアタシの代わりに、ちょうど目覚めた旦那が「それはお腹の赤ちゃんには影響しないんですか?」とナースに訊ねると「問題ない」との事だったので、藁にもすがる思いで試してみる事に。

モルヒネ&睡眠薬(←実はGravolという酔い止め薬。服用すると強烈な睡魔に襲われる)を混合した痛み止めの注射をオシリにブッスリ。


本当はこの注射、痛いと思うんだよね。


でも、陣痛の方が痛すぎてへのカッパでした。

その効果は、というと・・・・・




強烈に眠い!!!





打った途端にコテンと意識を失ったくらい!!


でも、



陣痛の波で一発で目が覚める!!



陣痛が収まった途端に眠りに落ち、陣痛が来ると痛みで飛び起き、でまた陣痛が収まると眠りに落ち・・・の繰り返し。


非常に疲れる!!


その後、追加でもう一本打ったんだけど、効果は以前と全く同じで、陣痛の痛みは全然和らがず。


「もう、やだ~~~~~(泣)」となっていた所でドクターの回診の時間になりました(時間が経つのが長いようで早い)。


この時点で午前5時。

微弱陣痛開始から15時間が経っていました。


ドクターの診察結果は「子宮口が前回の回診時と全く変わっておらず、子供も下がって来ていない。これ以上長引かせるのは母子共に危険」という事で、帝王切開決定となりました。


「ここまで頑張ったのに、今回も(自然分娩は)ダメだったか・・・・」


と思ったのが顔に出たのか、旦那が



「ここまで本当に良く頑張ったね。 本当に良くやってくれた。 君の事を誇りに思うよ。」



と労いの言葉を掛けてくれました。



でも陣痛はまだまだ継続中で、帝王切開も決まった事だし「無痛を今すぐお願いします!」とドクターにお願い。


「すぐに麻酔医師を呼ぶ」という事だったのだけど、待てど暮らせど麻酔医師はやって来ない。


その間アタシは剃毛処置を受け、そして陣痛は激しくなる一方で、イライラも増す一方。


そんな時にナースに「オペ中はコンタクトレンズを外してね」と言われ、


「ゼーハーゼーハー・・・どうして外さなきゃいけないの・・・!? 
ま、前の病院はコンタクトレンズOKだったわよ・・・!!」



と叫んでしまう一面も。


ナースさん、あの時は本当にすみませんでした・・・・。


結局、アタシの病室に麻酔医師は現れず、陣痛の波が収まるタイミングを待って手術着に着替え、移動用ベッドに移動し、そのまま手術室に移動となったのでした。


そして手術室でようやく麻酔医師(若い男だったわ)に対面。


「コノヤロー!」と頭の中で思いつつ生背中をさらし、なが~~~~~~い麻酔針を背骨にブッスリ。


これも本当は痛いんだろうけど、16時間に渡る陣痛である意味「痛み慣れ」している身体にはへのカッパでした。


それからすぐにお腹周辺の感覚が無くなり、さっきまで襲い続けていた陣痛が嘘のように全く感じなくなりました。

その代わり、息子の時同様、薬の副作用で急激な悪寒に襲われ、まな板の上で暴れる魚のようにガタガタと震えが止まらなくなった。


さ・・・・寒い!!

ガタガタ震えるため、歯の根も合わない!!!



しかも、今回は眠い!!!(息子の時は術後まで眠気は無かった)


このままでは娘の誕生前に爆睡しそうだったので、一生懸命意識をハッキリさせる努力をしなくてはならなかった。

そこへ手術着を着た旦那が登場し、アタシの隣に座って手を握ってくれたのでした。



そうして帝王切開手術開始。



アタシの首の辺りからブルーシートが掛けられている為、シートの向こうで何が行われているのか分からない。

「お腹の辺りがグニグニ動いているような気がするから、きっと今取り出してるのかな?」と朦朧とする意識の中でボ~っと考えていたら・・・・



オンギャ~~~~!オンギャ~~~~!!



といきなり赤ちゃんの泣き声が!!




2010年11月10日、午前6時38分、娘誕生。



シートの向こうから「お父さん、もう写真撮ってもいいですよ」と言われ、旦那が「あ、はい」とおもむろに立ち上がってカーテン向こうの光景をパチリ。





そこには既に赤ん坊の姿は無く、開腹されたアタシのお腹のスプラッターな光景だけが広がっていたという・・・。(「連れていくのが早過ぎだよ~~(泣)」by 旦那)


前の病院では生まれた直後の息子をカーテン越しに掲げて見せてくれたけど、ここでは見せてくれず。


そして出産直後、それまで「赤ん坊が生まれるまでは眠らないぞ~!」と張り詰めていた意識が力尽き、ここから回復室で目覚めるまでの記憶がまったく無いのでした。


回復室で目覚めた時、アタシの腕には血圧測定器が取り付けられ、時間は娘が生まれてから丁度1時間が経過した午前7時35分になっていた。


娘を抱えた旦那は遠く離れた所に座っており、ナース達と談笑中。

そんな旦那の後姿に向かって、


「ちょっと~~~~!アタシにも娘を抱かせなさいよ~~~!!」



と言って、この時、ようやく娘と初対面!!


小さいけど、大きい!!

ムチムチで、シワがひとつも無い!!



やっと会えたね・・・・!!

母ちゃん、この日を凄く待ってたんだよ・・・!!




感動ひとしおのところでナースから、


「じゃ、授乳開始しましょうか」


と言われ、久しぶりの「赤ちゃんへの授乳」を開始。


赤ちゃんって、凄いよね。

教えなくても、乳首を口元に持っていったらパクッと加えてチュクチュク吸い始めるんだもの。

息子の時は最初の内、授乳に凄く苦労したんだけど、この子はどうかな?



こんな感じで、アタシの「二人の子供のママ 第一日目」がスタートしたのでした。

category : 出産記録

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きゃび

Author:きゃび
西日本の某県出身。1999年6月、日本にてドデカいカナダ人(旦那)に遭遇。その後何故か付き合う事となり、1年7ヶ月の交際を経て、2001年4月、日本にて結婚。転居先の愛知県にて三年半の新婚生活を送った後、2004年8月、移民権取得と同時にカナダ・バンクーバーに移住。2008年5月、第一子となる息子誕生。2008年12月にバンクーバー郊外の某市にお引越し。2010年11月、第二子となる娘誕生。2011年7月、愛猫二匹のうちの一匹だった愛猫“うらら”が天に昇りました。それから一年半後の2012年12月新たに雌猫のセリーナを我が家に迎え入れました。現在、旦那・息子・娘・愛猫ティファ&セリーナと共に「笑い大いにアリ、涙たま~~~にアリ、大噴火けっこうアリ」の、お気楽主婦生活を送っています。

我が家の息子、今いくつ?

2008年5月10日生まれ

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2010年11月10日生まれ

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